2009年5月19日火曜日

ワキガの手術について

わきが手術では
「共立式ニューローラークランプ法」
という方法があります。

これは、どのような方法か
詳しくみていきましょう。

ローラーで
皮膚を上から押さえながら
特殊な刃の付いたカニューレ(吸引管)で
皮膚の裏側からアポクリン腺などを
吸引除去する方法です。

これにより、皮膚のすぐ下にあるアポクリン腺、
皮脂腺をスムーズに吸引、
除去することができるというものです。

この手術では手術時間は約20分で、
術後は小さな傷口にテーピングをする程度です。

傷跡が殆ど残らないというメリットがあります。

また、「マイクロリムーブ法」というのがあります。
こちらもご紹介していきます。 
これは、わずか1センチ弱の入口から
治療器を挿入してワキガを治療する方法です。

この手術では、米国ストライカー社製の
マイクロシェービングコンソーラーという
医療器具を使用します。

ごく細いハンドピースの先端についた
マイクロチップの回転エネルギーにより、
まんべんなくアポクリン汗腺を粉砕、
除去していきます。

マイクロリムーブ法は、
再発の心配もなく治療効果の高い方法です。

また、この方法は大きな切開を必要としないため、
傷痕の心配もほとんどなく、
回復も極めて早いという方法です。

他に、切開ではなく、アキシラレーザーという、
カニューレという管を脇の皮下に挿入し、
皮膚の裏側から直接汗腺にレーザーを
照射する方法もあります。

他の手術に比べ、
針穴ほどの傷口から治療が可能ですから
皮膚に極力ダメージを与えない方法となっています。
切らないので、術後の引きつれもありません。

いろいろな方法あるので
病院の説明や口コミなどを
参考にして自分にあった方法を
選ぶようにしましょう。

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