2009年5月4日月曜日

わきがのしくみ

今回からわきがについて
書いていきます。

一般には、わきがと呼ばれていますが
その他の呼び方として
「臭汗症【しゅうかんしょう】」
「腋臭症【えきしゅうしょう】」
というのがあります。

それでは、なぜわきがになるのでしょうか?
その仕組みをみていきましょう。

腋の下には、エクリン汗腺、
アポクリン汗腺という2つの汗腺と、
皮脂腺という分泌腺があります。

エクリン汗腺から出る汗は、
暑い時やスポーツをした時などに出る汗です。
この汗は体内の熱を放出する大切な役目をしています。
汗に臭いはなく、99%が水分、1%が塩分で構成されています。

この汗は、臭いがないんですね

多汗はエクリン汗が大量に放出される症状を指します。
アポクリン汗腺は、
毛根を包む上皮組織である毛嚢に付属している汗腺です。
アポクリン汗腺から出る汗ですが、
これは、粘り気があり、脂肪や鉄分、蛍光物質、
アンモニアなどからできています。

この汗自体は特に臭いの強いものではないのですが、
汗に含まれる分泌物が腋の下の細菌に分解され、
そして、独特の臭いを発するようになるのです。

この汗が、原因のようです。

この汗は、もともとはフェロモンのように、
動物的な意味合いで、異性を引き付ける臭いを
出す働きがあったといわれています。

その名残りなのでしょうか

原因を簡単にまとめますと
汗に含まれる分泌物が
腋の下の細菌に分解され、
独特の臭いを
発するようになってしまうということですね。

わきがの臭いは、
アポクリン汗腺の量が通常よりも多く、
働きが活発なために起こります。

アポクリン汗腺から出た汗と、
皮脂腺から分泌された脂分とが混ざり、
これが皮膚の表面の雑菌により分解され、
変化してあの独特のわきが臭となります。

わきが臭の強い人はアポクリン
汗腺が多い体質の人であるということです。

わきが臭のでる仕組みについて
わかっていただけましたでしょうか

最後まで 読んでいただいてありがとうございます。


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